ぎっくり腰になる場合、何か前兆ってあるのでしょうか?
また、なってしまった場合の応急処置や治るまでの期間って
どのくらいかかるのでしょうか?
いざというときに慌てないためにも、
ぎっくり腰のアレコレについて把握しておきたいですよね。
重いものを持った瞬間や、体をひねった瞬間、
突然、腰に電気が走るような痛みが。。
そのまましばらく、同じ姿勢で、様子を見るしかないのですが・・・。
とにかく痛いし、ツラいし、、、。「何とかして~~!」
と叫びたくなりますよね。。
ぎっくり腰の突然の痛みは、
今までの動作を完全に止めてしまうと言っても過言ではありません。
今日は、あまりなりたくないと言うか、
絶対になりたくない“ぎっくり腰”に迫ってみます。
■ぎっくり腰になる原因は?前兆ってあるの?
そもそも何故ぎっくり腰になるのでしょうか?
原因は一体なんなのでしょう?
また何かしらの前ぶれというか、
前兆のようなものがあるのでしょうか?気になりますよね。
ちなみに「ぎっくり腰」のことを、
医学的には「急性腰痛症」と言い、突然腰部に痛みが走る状態で、
「関節ねんざ」や「筋肉の損傷」などの症状を伴います。
原因を調べてみると、ぎっくり腰になる人の数だけ原因があると
言われているので「人それぞれ」なんです。
ぎっくり腰にはさまざまな要因があるということです。
このように、さまざまな状況下で起きるぎっくり腰ですが、
根本には、筋肉の疲労があげられるようです。
また、ほとんどは突然発症するものですが、
前兆のようなものもあることはあるんです。
ぎっくり腰の前兆として、数時間前~数日前に、
以下のようなことがあった場合は要注意です。
・腰に負担がかかることがあった。
・腰が痛くなる瞬間があった。
・椅子に座りっぱなしで、腰が痛い。
・寝返りで、腰に違和感があった。
・重い荷物を持って走ったら、腰に違和感があった。
上記のようにさまざまな状況で、腰に何かしらの痛みや、
違和感があったら、ぎっくり腰が起きる前兆かもしれません。
筋肉の疲労や違和感を感じたら、
腰に負担がきている可能性が大きいので無理は禁物ですよ。
■ぎっくり腰の正しい応急処置のやり方は?
ぎっくり腰になったらまず最初に、
正しい応急処置をすることが大事です。
ぎっくり腰の応急処置と言うと一番頼れるのは、
やはり「湿布」です。
多くの人はぎっくり腰になった時、
真っ先に湿布を貼って痛みの緩和を図ると思います。
ちなみに湿布には、温湿布と冷湿布の2種類があるのですが、
ぎっくり腰の場合は、どちらを使うべきだと思いますか?
答えはズバリ「冷湿布」の方です。
ぎっくり腰になったらまず冷やすことが大切なんです。
なので冷湿布を貼って、
まずは皮膚の温度をしっかり下げてあげることです。
ちなみに、冷湿布にも2つの種類があるんです。
「第一世代」、「第二世代」と呼ばれていて、
それぞれ成分が違います。
もし薬局で湿布を購入する場合は、自分の症状と、
冷湿布の成分を見て判断することが大切です。
最近では、湿布特有のにおいがしないものもありますので、
使用状況に合わせてぜひ利用したいですね☆
また、場合によっては冷湿布が手元にない場合や、
急に買いに行けない状況もありますよね。
そんな時は応急処置として、水で絞った冷えたタオルで代用してください。
冷えたタオルを患部に当てるだけでも痛みの緩和につながります。
このように、ぎっくり腰になったら、
まずはすぐに正しい応急処置をすることが後々の経過を左右します。
なので出来るだけ早く、
適切な処置が出来るようにやり方を把握しておきましょう。
■ぎっくり腰が治るまでの期間はどのくらい?
ぎっくり腰になってから普通の生活が送れるようになるまで、
回復するにはどのくらいの期間がかかるものなのでしょうか?
あまり期間が長くかかると、生活が掛かってくるので、
そうのんびりもしていられないのが現状ですよね。
ぎっくり腰になった直後は、日常のちょっとした仕草や、
簡単なことであっても動作に支障が出ます。
痛みを長引かせないために出来ることは、やはり早めの対処です。
早めの対処こそが、長引かせない条件と言えるので、
前述した素早い応急処置はもちろんのこと、、
なるべく早く医療機関での診察を受けることが大切です。
ちなみに処置してから完治するまでの期間ですが、
だいたい10日~14日ぐらいと言われています。
ぎっくり腰の原因は、日頃の疲労が元になっている場合が多いので、
この期間は疲労を回復することに重点をおいてゆっくりと休むことです。
当事者でないとわからない痛さの「ぎっくり腰」。
とても他人にはこの辛さはわかってもらえません。
私の場合ですが、靴下を履くことや朝ベットから起き上がることに、
ものすごく時間がかかってしまいました。
まさしく「休みを取りなさい」と体が発しているようでした。
ぎっくり腰にならないためにも、
日頃から疲労を溜めない生活を送らなければですね☆